関連コンテンツユニットのモバイル表示はアドセンス規約違反?

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グーグルのアドセンスではベータ版ながら「関連コンテンツユニット」という新しいタイプの広告を提供している。

この「関連コンテンツユニット」は、サイトのアクセスが一定数以上ある場合にグーグルから使用が認められるようになっているようだが、私の運用しているサイトでも1か月のアクセス(セッション)が50000を超えたあたりでグーグルの方から「関連コンテンツユニット」つけませんか?という連絡が来た。

ちなみにアドセンスの「関連コンテンツユニット」とは、一般のサイトで投稿の下あたりによく表示されている「関連記事」の欄と同じような機能を持つユニットで、いくつか表示される「関連記事」のうちの一つ(または数個)にアドセンスの広告が表示されるというものである。

「関連コンテンツユニット」は「1ページに配置可能な広告数」に含まれない

ところで、アドセンスの説明によると、この関連コンテンツユニットはアドセンスの利用規約で規定されている「1ページに配置可能な広告」の一つには数えられないことになっている。

これはどういうことかというと、アドセンスの利用規約ではサイトやブログの1ページに掲載できるアドセンスの広告数は

「コンテンツ向け AdSense ユニットは 3 つまで」
「リンクユニットは 3 つまで」
「検索ボックスは 2 つまで」
(※ただし「大きなサイズ」の広告ユニットは、1 ページに複数配置することができない)

と定められているのだが

(※詳細は→ 1 ページに配置可能な広告の上限|Google AdSence

関連コンテンツユニットはこの「1ページに配置可能な広告」数に含まれないということなのである。

そのため、たとえばコンテンツ向けのアドセンスを3個、リンクユニットを3個、検索ボックスを2個というように上限いっぱいに広告を設置しているページに更に関連コンテンツユニットを設置したとしても、アドセンスの規約違反とはならないということになる。

「関連コンテンツユニット」をモバイルサイトで表示させる場合、アドセンス規約の「2つ以上のアドセンス広告を画面に同時に掲載すること」に抵触するか?

前述したように、関連コンテンツユニットはアドセンス規約の「1ページに配置可能な広告数」に含まれないから、サイトやブログにすでに上限いっぱいのアドセンス広告を張り付けている場合でも、そのページに関連コンテンツユニットを設置することが可能だ。

しかしここで疑問に思うのが、関連コンテンツユニットが「1ページに配置可能な広告数」に含まれないとしても、モバイルサイトにアドセンス広告を表示させる際に禁じられている「2つ以上のアドセンス広告を画面に同時に掲載すること」という規約には抵触することはないのか?、という点である。

例えば、投稿ページの「一番下」に通常のアドセンス広告を設置しているサイトで、そのアドセンス広告のすぐ下(又はすぐ上)に関連コンテンツユニットを設置する場合を考えてみてほしい。

このような位置に関連コンテンツユニットを設置すると、通常のアドセンス広告の”すぐ下(又はすぐ上)”に関連コンテンツユニットが表示されることになるが、前述したように関連コンテンツユニットはそこに表示される”関連記事”のうちの一つ(又は数個)がアドセンス広告と置き換えられるものであるから、このような設置方法では「通常の広告」と「関連コンテンツユニットの広告」が2つ連続して表示されることになる。

しかし、アドセンスを利用している人はもちろんご承知のことと思うが、モバイルサイトにアドセンス広告を設置する場合は、たとえ前述した「1ページに配置可能な広告数」に満たない数の広告しか設置していない場合でも、その広告が1つの画面に同時に掲載される状態で表示されること、すなわち「2つ以上のアドセンス広告を画面に同時に掲載すること」が禁じられているから、このような設置方法で関連コンテンツユニットを設置したサイトやブログをモバイル機器で表示させた場合、このアドセンスの規約に違反してしまうのではないかという疑問が生じてしまうのである。

(※アドセンスのモバイル表示の詳細についてはこちらを参照 → 1 ページに配置可能な広告の上限|Google AdSence

この点、アドセンスの利用規約や関連コンテンツユニットの説明を確認しても答えが記載されていなかったためグーグルに問い合わせメールを送ったところ、次のような回答が返ってきた。

モバイルサイトでも「関連コンテンツユニット1つ」と「広告ユニット1つ」を画面に同時に掲載できる

グーグルの担当者からの回答メールでは

「関連コンテンツは広告の数に含まれないので関連コンテンツ1つと広告ユニット1つを画面に同時に掲載することができる」

という趣旨の説明がなされていた。

「関連コンテンツ ユニットは1ページに配置可能なアドセンス広告の最大数に含まれない」から、「モバイルサイトの場合は2つ以上の AdSense 広告を画面に同時に掲載することはできない」というアドセンス規約には抵触しない、ということらしい。

私見ではあるが、グーグルは「関連コンテンツユニット」はあくまでも”関連コンテンツ”を表示させるものであって”広告”とは見なしていないのではないか、と思う。

関連コンテンツユニットの「見出し」部分は「広告」や「スポンサーリンク」以外の表示も認められる

なお、上記の問い合わせメールを送るついでに、関連コンテンツユニットの「見出し部分」の文言の記載方法も質問してみたが、グーグルからは

「関連コンテンツのラベルの使用は義務付けているものではないので、見出しの部分の記載方法はサイト運営者にお任せしている」

という趣旨の回答をいただくことができた。

アドセンス規約では「見出し」部分については現状では「広告」と「スポンサーリンク」の2つしか認められていないが、関連コンテンツの見出し(ラベル)部分は「関連記事」などと言う表示でも問題ないということであろう。

もっとも、いくら「サイト運営者にお任せしている」といってもどんな表現でも許されるというものではないのは当然だ。

たとえば関連コンテンツユニットに表示されるアドセンス広告をクリックするように誘導するような文言を見出し(ラベル)部分に記載することは”クリックの誘導”として規約違反になるなると思われるので注意が必要である。

※)上記はあくまでも私が問い合わせした内容についての回答をレポートしたものです。関連コンテンツユニットの設置に関するアドセンス規約の解釈については各自の判断で行ってください。なお、仮に上記のレポートを参考にアドセンスの配置を行って規約違反が生じてしまったとしても当サイトの管理人は一切責任を負いませんのでご注意ください。


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